6月22日、ビックカメラは最短45分の配送サービスを開始しました。ビックカメラの商品は、デリバリーサービス「エニキャリ」のスタッフが配送します。
ビックカメラが最短45分の配送サービスを開始した理由は、お客さんの買い物の利便性を向上させるためです。お客さんは自分で買い物に行くことなく、最短45分で、必要な商品を手にすることができます。
最短45分の配送サービスには、お客さんとの関係を強化する効果があります。家電量販店は競争が激しくなっており、最短45分の配送サービスの客単価が低いとしても、買い物をしてもらえることに価値があります。
最短45分の配送サービスを開始
6月22日、ビックカメラは最短45分の配送サービスを開始しました。
最短45分の配送サービスが提供されるのは、東京都渋谷区の一部地域で、対象商品が限定されています。
最短45分の配送サービスは、デリバリーサービス「エニキャリ」を活用したものです。「エニキャリ」とは、小売店、飲食店向けに、ラストワンマイルの配送代行を提供するサービスです。
商品の注文はビックカメラのECサイト、「エニキャリ」の専用サイトで行います。
ビックカメラの商品は「エニキャリ」のデリバリースタッフが配送します。代金は商品の受け取り時に、現金、または、PayPayで、「エニキャリ」のデリバリースタッフに支払います。
最短45分の配送サービスの注文受付時間は午前0時~午後7時30分まで、配送可能時間帯は午後1時30分~8時30分頃までです。
6月22日から7月21日までは送料無料、7月22日からの送料は発表されていません。
なぜ最短45分の配送サービスを開始したのか
ビックカメラは、デリバリーサービス「エニキャリ」を活用して、最短45分の配送サービスを開始しました。
ビックカメラが最短45分の配送サービスを開始した理由は、お客さんの買い物の利便性を向上させるためです。
最短45分の配送サービスは、お客さんにとって便利なものです。
自宅に居るときに、ビックカメラで販売している商品が必要になることがあります。具体的には、電池、バッテリー、電球、プリンタのインク、コピー用紙などの消耗品です。
その商品がないとどうしても困る場合は、すぐに買い物に行かなければなりません。しかし、他にもやらないといけない作業があり、買い物に出掛けられないことがあります。
すぐに商品が必要、でも、買い物には出掛けられないといった場合、ビックカメラの最短45分の配送サービスは便利です。お客さんは商品が届くのを待ちながら、他のやらないといけない作業に時間を使えます。
最短45分の配送サービスは、テレワークの拡大で需要が見込めます。
新型コロナウイルスの感染拡大を防止する対策として、テレワークを導入する企業が増えています。自宅で仕事をする時間が増えると、商品が必要だけど、買い物に出掛けられないというケースが増えます。
仕事で使っている電子機器の電池が切れることは、よく起こりそうなケースです。仕事が忙しくて、買い物に出掛けられない場合、ビックカメラの最短45分の配送サービスを利用すると便利です。
ビックカメラは家電だけではなく、日用品、食品と品揃えが幅広いです。最短45分の配送サービスで、日用品、食品も一緒に買えると、さらに利便性が向上します。
最短45分の配送サービスはお客さんとの関係を強化
ビックカメラの最短45分の配送サービスは、お客さんの買い物の利便性を向上させるものです。
最短45分の配送サービスには、お客さんとの関係性を強化する効果もあります。
ビックカメラの立場では、お客さんに最短45分の配送サービスを利用してもらうことに価値があります。
家電量販店では、お客さんを奪い合う競争が厳しくなっています。店舗数の増加、ECの拡大、少子化などの要因により、家電量販店の客数は減少して行きます。
最短45分の配送サービスでは、何が売れたかということよりも、買い物をしてもらったことが重要です。最短45分の配送サービスを利用したお客さんは、ビックカメラと繋がっていることになります。
最短45分の配送サービスの客単価は、それほど高くはならないと予想されます。しかし、客単価が低いとしても、お客さんとの関係を強化することに価値があります。
最短45分の配送サービスを利用したお客さんは、将来、価格の高い家電を買います。
最短45分の配送サービスは、将来に向けた投資だと見ることができます。最短45分の配送サービスを利用したお客さんが、将来、価格の高い家電を買う場合、ビックカメラは選ばれやすくなります。
ビックカメラは最短45分の配送サービスを積極的に拡大したいです。最短45分の配送サービスは、お客さんの買い物の利便性を向上させるだけでなく、お客さんとの関係を強化する効果もあります。