7月29日、セブン-イレブンはセルフレジ「お会計セルフレジ」の導入を発表しました。セブン-イレブンのセルフレジには、1日あたり約7時間分のレジ接客時間の削減が見込めます。
セミセルフレジには、レジ接客時間を削減する確実な効果があります。新型コロナウイルスの発生以降、セルフレジに関心を持つ人が増え、導入しやすい状況になっています。
セブン-イレブンはセミセルフレジを導入しますが、ローソンはセルフレジを導入しています。レジ接客時間を削減するにあたり、ローソンはリスクのある方(セルフレジは使ってもらいにくい)を選び、セブン-イレブンは堅実な方を選んだと言えます。
セブン-イレブンのセミセルフレジ
7月29日、セブン-イレブンはセルフレジの導入を発表しました。
セブン-イレブンのセルフレジは「お会計セルフレジ」という名前で、9月以降、順次導入が始まり、2021年8月までに全店舗に導入する予定です。
セブン-イレブンの「お会計セルフレジ」は、お客さんが精算機で支払いをする、セルフレジタイプです。
セブン-イレブンの検証実験によると。「お会計セルフレジ」の導入により、1日あたり約7時間分のレジ接客時間の削減が見込めるとのことです。
セミセルフレジでレジ接客時間を削減
セブン-イレブンはセミセルフレジを導入します。
セミセルフレジには、レジ接客時間を削減する確実な効果があります。
セブン-イレブンのセミセルフレジは、1日あたり約7時間分のレジ接客時間を削減します。
セブン-イレブンのセルフレジでは、商品のスキャンは店員が行います。お客さんは設置された精算機を操作して、支払いをします。
2020年7月1日より、セブン-イレブンでもレジ袋が有料化されました。マイバックを利用する人は、商品の袋詰を自分でするため、レジ接客時間の削減になります。
セルフレジは多くの小売業に導入されており、レジ接客時間の削減効果は検証されています。1日あたり約7時間は従業員1人分に相当するため、セブン-イレブンのセミセルフレジのレジ接客時間の効果は大きいです。
新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、セミセルフレジを導入しやすい状況になっています。
新型コロナウイルスへの警戒感が薄れているとも言われていますが、多くの人は感染を回避したいと考えています。セミセルフレジは店員とお客さんの現金のやり取りがないため、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する効果的があります。
コンビニはレジスペースが狭いこともあり、レジ業務の生産性向上がなかなか進みませんでした。しかし、新型コロナウイルスの発生以降、セルフレジに関心を持つ人が増え、導入しやすい状況になりました。
セブン-イレブンはローソンよりも堅実
セブン-イレブンはセミセルフレジを導入しますが、ローソンはセルフレジを導入しています。
セブン-イレブンはローソンよりも、堅実な方法を選んだと言えます。
セルフレジとセミセルフレジには違いがあります。
セルフレジでは、お客さんが自分で商品をスキャンしなければなりません。面倒くさい、後ろで待っている人からのプレッシャーを感じるといった理由から、利用したくない人が多いです。
セミセルフレジでは、店員が商品のスキャンをします。お客さんは精算機で支払いをするだけなので、セルフレジよりも負担は小さいです。
セルフレジ、セミセルフレジの導入状況を見ると、多くの店舗がセミセルフレジを導入しています。レジ接客時間を確実に削減するためには、セミセルフレジの方がローリスクです。
セブン-イレブンはローソンよりも堅実です。
セブン-イレブンはセミセルフレジ、ローソンはセルフレジを導入します。ローソンはより大きなレジ接客時間の削減を目指し、セルフレジを導入しました。
セブン-イレブン、ローソン、どちらが良いのかは分かりません。ローソンはセブン-イレブンを追いかける立場なので、より大きなレジ接客時間の削減を狙ったと考えることもできます。
長い目で見ると、コンビニだけではなく、多くの店舗でセルフレジが導入されるのではないかと思います。人間が商品をスキャンするのではなく、AI、電子タグなどで識別するようになれば、セルフレジは今よりも使いやすくなります。