ローソンがPB商品のパッケージを変更、薄いベージュを基調にしたシンプルなデザイン

ローソンのPB商品の新パッケージがインターネットで注目され、賛否両論の意見があります。ローソンのPB商品の新パッケージは情報量が少ないため、買い物がしにくいものの、シンプルなデザインには統一感があります。

ローソンのPB商品の新パッケージの問題は、買い物が大変になったことです。お客さんは商品を識別するのに時間が掛かり、買い間違えのリスクも増えました。

ローソンのPB商品のパッケージは買い物がしやすいように、大きな写真、文字があるのが好ましいです。高齢化社会が進んでいることを考えると、ローソンのPB商品のパッケージは多くの人に厳しいものです。

ローソンのPB商品の新パッケージ

2020年春頃より、ローソンはPB商品のパッケージを変更しました。

ローソンのPB商品の新パッケージは、薄いベージュを基調にした、シンプルなデザインです。商品の写真には、縮小、画像化、なくなるといった変化があり、文字は小さく、細くなっています。

ローソンのPB商品の新パッケージについて、5月上旬頃より、インターネットでも多くの意見が出されるようになりました。お客さんの意見は賛否両論あります。

否定的な意見は、買い物が大変になったというものです。

大きな商品の写真がなくなったため、お客さんはぱっと見で商品が何なのかを識別しにくくなりました。納豆は「NATTO」、豆腐は「TOFU」など、パッケージで最も大きい文字が英語になった商品もあります。

商品の中身がよく分からないまま購入するので、イメージと実物のギャップに不満を感じるようになります。また、リンゴジュースとオレンジジュースのように、パッケージが似た商品を買い間違える可能性もあります。

肯定的な意見は、視覚的に満足感を感じるというものです。

新パッケージは薄いベージュを基調にした、シンプルで統一感のあるデザインです。複数のPB商品を冷蔵庫に入れたり、SNSに写真を投稿して、眺めることに満足感を感じる人もいます。

新パッケージはデザインを重視する人には好評です。買い物をするときの大変さがあっても、購入後に得られるデザインの満足感を評価します。

ローソンのPB商品の新パッケージには賛否両論あり、買い物のしやすさを重視するか、デザインを重視するかで意見が分かれます。

6月9日には、ローソンの社長がインターネットメディアのライブ配信の中で、PB商品のパッケージを見直すという話をしています。

ローソンのPB商品の新パッケージは何が問題なのか

ローソンのPB商品の新パッケージには否定的な意見が多いです。

ローソンのPB商品の新パッケージの問題は、買い物が大変になったことです。

PB商品のパッケージから大きな写真がなくなったことは問題です。

お客さんはぱっと見で商品のことが分からないので、商品を手に取って、パッケージをじっくり見なければなりません。以前よりも商品を選ぶのに時間が掛かり、買い物に掛かる時間が長くなります。

コンビニは店舗が狭く、昼や夕方は混雑しています。混雑している店内で、パッケージをじっくり見ることには負担を感じます。多くの人がじっくりパッケージを見ると、店舗はさらに混雑します。

商品を買い間違えやすくなったことは問題です。

これまで、ローソンで買い間違えの心配している人はあまりいなかったとのではないかと思います。ローソンのPB商品の新パッケージはよく似ているため、買い間違えが起こりやすくなっています。

買い間違えをしないように、注意しないといけなくなったことは、お客さんにとって負担です。注意していたにもかかわらず、実際に買い間違えが起こってしまうと、お客さんが感じる不満は大きいです。

お客さんはローソンで快適に買い物をすることを望んでいて、PB商品の新パッケージは嬉しくないものです。

ローソンのPB商品の新パッケージはどうあるべきなのか

ローソンのPB商品はパッケージの変更により、買い物がしにくくなりました。

ローソンのPB商品のパッケージは買い物がしやすいように、大きな写真、文字があるのが好ましいです。

ぱっと見で多くの情報が得られると、お客さんは買い物がしやすいです。

ぱっと見で多くの情報が得られると、買う、買わないの判断に掛かる時間が短くなります。また、買い間違えをする可能性も低くなります。

大きな写真により、商品の中身がイメージできることは重要です。商品の中身がイメージできないと、イメージと実物とのギャップが生まれ、満足度が低下します。美味しそうな商品をイメージして、実際に美味しいというのがベストです。

大きな写真、文字は高齢化社会に不可欠なものです。

コンビニは若者が買い物をするイメージがありますが、お客さんの高齢化が進んでいます。大きな写真、文字がない、情報の少ないパッケージは高齢者にとって負担です。

ローソンのPB商品の新パッケージは、高齢者を意識していないような印象を受けます。高齢者は人口が多く、ローソンにとって大事なお客さんです。

ローソンのPB商品のパッケージに大きな写真、文字があっても、困ることはありません。大きな写真、文字と共存する形で、統一感を作り出すべきです。

PB商品のパッケージは重要ではない

ローソンのPB商品の新パッケージには賛否両論の意見がでました。

ローソンがPB商品の価値を高めるにあたって、パッケージは重要ではありません。

お客さんが好む商品のパッケージは、大きな写真、文字です。大きな写真、文字は、あらゆるカテゴリの商品のパッケージに必要です。

セブン-イレブン、ファミリーマートのPB商品のパッケージには、大きな写真、文字があります。ローソンのPB商品の旧パッケージにも大きな写真、文字があり、コンビニ大手三社のPB商品のパッケージはほとんど同じでした。

ローソンはPB商品の新パッケージで、大きな写真、文字をなくしました。結果的に、ローソンのPB商品は、セブン-イレブン、ファミリーマートよりも悪くなりました。

PB商品は品質、価格が重要です。

セブン&アイホールディングスのPB商品「セブンプレミアム」の2020年2月期の売上は1兆4,500億円、アイテム数は4,150品目となっています。

セブン&アイホールディングスは5月に、「セブンプレミアム コネクト宣言」を発表しています。「セブンプレミアム コネクト宣言」とは、セブンプレミアムの価値をアピールするものです。

ローソンはセブンプレミアムとの競合を避けるため、カテゴリを絞り込んでPB商品を開発するべきです。PB商品のアイテム数は少なくても、お客さんから圧倒的な支持を得る、ヒット商品を開発したいです。

今回、ローソンのPB商品が注目されたことはポジティブですが、パッケージは差別化要因にはなりません。