4月16日、PayPayは「PayPayギフトカード」の提供を開始したと発表しました。「PayPayギフトカード」は企業が販売促進活動に利用するもので、ユーザーにPayPayボーナスを付与できます。
PayPayは「PayPayギフトカード」により、PayPay残高を増やし、決済回数を増やすことができます。PayPay残高の増加は、加盟店の売上の増加にも繋がります。
ギフトカードでは「Amazonギフト券」の人気が高いですが、「PayPayギフトカード」は対抗として面白い存在になりそうです。
「PayPayギフトカード」とはなにか
4月16日、PayPayは「PayPayギフトカード」の提供を開始したと発表しました。
「PayPayギフトカード」とは、企業がユーザーにPayPayボーナスを付与できるギフトカードです。PayPayボーナスとは、PayPayの決済で使用するPayPay残高の種類の一つで、PayPay残高を送る機能、わりかん機能では使えません。
企業は「PayPayギフトカード」の番号、またはURLを発行してユーザーに送ります。
「PayPayギフトカード」を受け取ったユーザーは、ギフトカードの番号をPayPayアプリで入力するか、ギフトカードのURLをタップすると、ギフトカードに事前に設定された金額相当のPayPayボーナスがPayPayアプリにチャージされます。
PayPayの加盟店は全国200万ヶ所、累計ユーザー数は2,500万人を超えています。
PayPayはPayPayボーナスを付与するキャンペーンを頻繁に行っており、ユーザーはPayPayボーナスを得ることを楽しんでいます。
PayPayボーナスをもらうと嬉しい人は多く、企業は「PayPayギフトカード」をプレゼントすることで、お客さんに対して魅力的な販売促進活動を行えます。
「PayPayギフトカード」の狙いはなにか
PayPayは「PayPayギフトカード」の提供を開始しました。
PayPayが「PayPayギフトカード」を提供する狙いは、PayPay残高を増やし、決済回数を増やすことです。
「PayPayギフトカード」は企業が販売促進活動に使うものです。
企業はPayPayから「PayPayギフトカード」を購入し、販売促進活動のためにお客さんにプレゼントします。具体的には、自社の商品・サービスを購入してくれたお客さん、資料を請求してくれたお客さんなどが対象です。
企業がユーザーに「PayPayギフトカード」をプレゼントすると、PayPay残高が増え、決済回数の増加に繋がります。
PayPayにとって、決済回数は重要な指標です。
PayPayの決済回数が増えるほど、お客さんが消費活動に使うお金が増え、加盟店の売上も増え、PayPayが受け取る決済手数料も増えます。なお、PayPayの決済手数料は2021年9月30日まで無料です。
「PayPayギフトカード」はPayPay残高を増やすものですが、原資は企業のお金です。PayPayの立場では、「PayPayギフトカード」を購入する企業のお金を使ってPayPayを活性化することができるため、効率が良いです。
「PayPayギフトカード」は加盟店の集客に貢献するか
「PayPayギフトカード」は企業の販売促進活動に使われるものです。
企業が「PayPayギフトカード」を販売促進活動としてお客さんに配ることは、PayPay加盟店の集客に貢献します。
「PayPayギフトカード」を受け取ったユーザーは、チャージをして、PayPay残高を増やします。ユーザーが持っているPayPay残高は、将来、確実に加盟店で使用されます。
PayPay加盟店にとって、「PayPayギフトカード」はありがたいものです。
「PayPayギフトカード」の原資は企業のお金で、ユーザーのPayPay残高になります。その後、ユーザーのPayPay残高は加盟店の売上になります。
PayPayの加盟店は何もしなくても、「PayPayギフトカード」のおかげでお客さんがやってきます。企業が販売促進活動で多くの「PayPayギフトカード」を配るほど、ユーザーの残高は増え、加盟店の売上は増えます。
「PayPayギフトカード」と「amazonギフト券」
企業の販売促進活動によく使われているギフトカードは「Amazonギフト券」です。
PayPayが提供を開始した「PayPayギフトカード」は、「Amazonギフト券」に匹敵する人気のギフトカードになれる可能性があります。
「Amazonギフト券」は企業の販促促進活動によく使われており、お客さんを引き付ける効果が大きいということになります。また、インフルエンサーがファンへのプレゼントとして、「Amazonギフト券」を渡すこともあります。
「Amazonギフト券」はAmazonでの買い物でしか使えません。
「Amazonギフト券」がAmazonでの買い物でしか使えないにも関わらず、人気があるのは、それだけAmazonで買い物をしている人が多いということです。
「PayPayギフトカード」は「Amazonギフト券」とは異なる特徴があります。
PayPayの加盟店は全国200万ヶ所、累計ユーザー数は2,500万人を超えており、「PayPayギフトカード」を欲しがる人は多いです。
「Amazonギフト券」はAmazonでの買い物でしか使えませんが、「PayPayギフトカード」は全国200万ヶ所での買い物に使えます。買い物の多様性の点では、「PayPayギフトカード」は「Amazonギフト券」よりも優れています。
「Amazonギフト券」はとても人気が高いギフトカードです。今後、「PayPayギフトカード」がどれくらいの人気を得られるか期待です。